校長日記 21.10.13

今週は第2学期中間考査です。学習状況をチェックし、その後の振り返りを合わせ、学力の定着につなげてほしいと思います。

昨日は考査後、3年生は学校に隣接する通りの草集めに汗を流しました。

先日行われた山陽学園大学主催の地域マネジメントコンテストに本校から3チームが入賞しました。昨日は本校において、大橋和正地域マネジメント学部長から、受賞者に表彰状と副賞を渡していただきました。

●優秀賞:「患者と高齢者、障がい者が幸せに暮らすために『今』私たちができること」

●岡山商工会議所会頭賞:「オンリーワンのグラブ職人になるには」

●奨励賞: 「梅村さん家をカフェにしよう」

コンテストは、地域課題等の発見や調査、解決策の具体的提案、活動の実践などを発表するものでしたが、閑谷學や部活動などでの取組を応募し、評価いただくことができました。生徒にとって大いに励みとなることでしょう。これからもこうした機会も活用して、学習活動のブラッシュアップを図っていきたいと思います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

マネジメントコンテストへの参加

10月3日(日)、オンラインで山陽学園大学地域マネジメントコンテストの最終審査が行われました。本校からは3チームが最終審査に残り、和気町をはじめとした地域をフィールドに行う「閑谷學」での探究活動の発表をし、次の賞をいただきました。

・優秀賞 「患者と高齢者•障がい者が幸せに暮らすために「今」私たちにできること」 2年 宮本 侑依、丸山 裕里恵

•岡山商工会議所会頭賞 「オンリーワンのグラブ職人になるには」 3年 藤原 鉄朗

•奨励賞 「梅村さん家をカフェにしよう」 2年 山原 直也、今関 蓮、高原 未菜、鉄谷 彩花

今回いただいた賞を励みに、今後も継続して探究活動を行なっていきます。

佐伯中学校マナー講習会

7/8(木) キャリア探求科3年次生2名と教員が、和気町立佐伯中学校マナー講習会の講師として招かれました。

9月にあるチャレンジワークに向けて、職場における正しい言葉遣いや身のこなし、電話の掛け方などについて実践を交えてお伝えしました。

佐伯中学校の卒業生でもある2人から、後輩に向けて「よい印象を持ってもらえるように身だしなみに気をつけること」「わからないことがあったら自分で判断せずにすぐに聞くこと」といったアドバイスをしました。

中学生のみなさんからは「これから職員室でのマナーや授業中の姿勢にも気をつけていきたい」「将来に役立てるためにも電話のかけ方に気をつけたい」「言葉遣いは場面に合わせて相手の気持ちを考えて使いたい」など、チャレンジワークに向けてマナーを実践していきたいという感想をいただきました。

楽天商品ページ作成中!

キャリア探求科3年次「課題研究(ネットビジネス)」の授業で、楽天の商品ページ作成に取り組んでいます。

和気町の家具店「ビッグモリーズ」にご協力いただき、和気町特産品のセットを楽天で販売します。

1学期は主に電子商取引の仕組みを学び、お客様に魅力を伝えるキャッチコピーの考案や画像の作成を行いました。

まだまだ改善の必要がありますが、現段階で実際に販売をさせていただけることになりました。

近々、私たち11人が、1人1ページ作成した商品ページがアップされます。ご覧いただき、ぜひご購入ください!

ビッグモリーズ楽天市場(和気町の産地直送展)

https://item.rakuten.co.jp/bigmories/c/0000001971/

  • 美作そうめん山本…そうめん、そば、うどん
  • 佐伯蒟蒻…生芋こんにゃく
  • カフェBBJ…コーヒー、ジャム、ガーリックオイル他
  • 埜藝菓…クラフトチョコレート
  • 谷尾食糧工業…ピオーネゼリー、白桃ゼリー

校内インターンシップスタート!

今年から始まった「地域協働探究」は、学校外での学習で単位を認定する、和気閑谷高校独自の科目です。

選択した生徒は、毎週金曜日の午後に地域の事業所での就業体験を行い、火曜日には体験のふりかえり※。さらには、体験を通して発見したことや疑問に思ったことをもとに、自分が社会でどのように活躍したいのか、どのように生きていきたいのかを探究していきます。

今日から始まった校内でのインターンシップ。自分の頭を自分で刈っている野球部A君は植木を丸く剪定するのも上手!

目標は「体験を経験に変える力」をつけること。何かした時に、そこから自分なりの気づきや、他のことにも応用できる学びを得られるようになってほしいと願っています。

これまで2回、町内の美容院やチョコレート屋さん、商工会などで実習を行ってきましたが、岡山県に緊急事態宣言が発令されたため校外での活動ができなくなりました。

そこで、今日からの2回、校内インターンシップを行うことになりました。受け入れ先は図書室、事務室、保健室、英語科、体育科、そして校長先生。

事務室は「事務室コース」「環境整備コース」に分かれての受け入れ

図書室では蔵書整理から始まり、最後は図書室に入れる本の選定を行う予定です。英語科や体育科は準備室の整理など。事務室では、事務仕事や環境整備、次回は電話応対も任務になります。

保健室での仕事は、各教室で使う除菌ティッシュを作って小分けする作業。校内のコロナ感染防止に貢献しています。
校長秘書担当のB君は、先生と一緒に授業を見回り何やらメモを。何を書いていたのでしょうか?

※来年度以降はまる1日、地域の事業所で働きます

道徳ワークショップ(3年次)4/19

元JICA職員の守都未来さん、一般社団法人まなびとの江森真矢子さん、中村哲也さんの3名を講師に招いて、貿易ゲームというワークショップに取り組みました。そのワークショップを通して、「みんなが幸せになるには何をすべきか」という課題について考えました。ゲーム内容は、各班に紙や道具が配られ、円や長方形など決まった形を作り、それを売って利益を得るというものです。各班の紙の枚数や道具などには差があり、各班でいろいろ考えないと利益を得ることができないようになっています。どの班も最初は、自分たちのチームの利益を考え、どうすれば利益が増えるかということばかり考えゲームに取り組んでしました。ゲーム終了後、一番多く利益を上げた班は数十万円の利益を上げていました。一番少ない利益となった班は借金が生じたところもありました。その結果や道具・人の動きが、現在の世界情勢そのものを表しているのだということを教えていただき、「本当の意味での幸せとは何か」を考えさせられる時間となりました。