野球部が古民家再生でトレーニング?!

野球部員が和気町で民泊を営む、藤野民宿さんの土壁塗り体験をしました。築100年を越える民家を、地域の人たちが集える場にもしたいと考えるオーナーご夫妻は、生徒たちが閑谷學で使い方を考えたり、伝統工法を体験する機会を提供してくださっていました。野球部員の中には、閑谷學で何度もこの場を訪れてきた生徒もいます。

今回、土曜日の練習の前半、午前中の約2時間で部員が体験したのは、土壁の材料作りと壁塗り。普段と違う身体の動かし方をして「握力が強くなったかも?」という生徒がおり、また、オーナー夫妻からは「さすがのチームワーク」とお褒めの言葉もいただきました。

授業でもお世話になってきた藤野民宿さんからお声掛けいただき、今回の体験の場が実現しました。さまざまな工程を分担してひとつのゴールに向けて連携する取り組みは、野球の中でも重要な要素なので、土壁塗りから野球で生かせる大切な学びを得たと思います。

当日の様子をムービーでご覧ください!

VRACKS初の生徒が企画した講座

 1月22日(金)のVRACKSは、1年生の2人が講座の企画から当日の運営まで行ってくれました。生徒が企画・運営した講座は、VRACKSでも初めてです!

 生徒が「VRACKSで『トロッコ問題』をやってほしい」と言ったことから始まったこの企画。「だったら、1回の講座を全部作ってみたら?」という担当講師の提案から1年次生2人で講座を作ることに。

 当日は、最初に「トロッコ問題」についてみんなで話し合った後に、2人のオリジナルTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)を行いました。

 講座の最後に、1年生2人から「正義と悪とは?」、「正しいことと悪いこととは?」という問いかけがありました。

 単にゲームを楽しむだけではなく、哲学的な問いを投げかけ、学びを深める仕掛けを用意していました。

 「絶対に正しい答え」が存在しない時、どのように考えて選択するか。毎回のVRACKSを貫くメインテーマとも言える課題で、今日もみんな頭を悩ませました。

 生徒自身がVRACKSの趣旨を理解していて、自主的・自律的に取り組めることが実感できた講座でした。

 1年生の2人、準備、当日とお疲れさまでした。

 楽しく深い学びの場を作ってくれてどうもありがとう!

※「トロッコ問題」とは、「ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるか?」という形で功利主義と義務論の対立を扱った倫理学上の問題・課題。

3年間の学食利用ありがとう!〜今日は「卒業おめでたい焼き」の日です〜

 和気閑谷高校食堂では、1月の卒業考査開始直前の営業日に、3年生に「卒業おめでたい焼き」を毎年プレゼントしています。

 3年生は、事前に配られた引換券を手に、食堂の方々の思いとアンコが詰まったたい焼きをうれしそうに受け取っていました。

食堂の皆さん、3年間お世話になりました。ありがとうございました。

 本校と同じぐらいの規模で「学食」がある学校は、県内はもちろん、全国的に見ても少ないようです。恵まれた「ランチ環境」は、和気閑谷高校の魅力の一つです。

三色小町(ハンドクリーム)販売中

 課題研究(ネットビジネス)の授業で、和気町の家具店ビッグモリーズのご協力のもと「楽天市場」に商品ページを作っています。

※ビッグモリーズについて https://www.bigmories.com/

 楽天市場のビッグモリーズのショップ内で、本高の卒業生が地元企業と開発したハンドクリーム「三色小町 “みついろこまち” 」を販売していますので、ぜひお買い上げください!

※楽天市場の三色小町(ハンドクリーム)のリンク
https://item.rakuten.co.jp/bigmories/bthcmw-mk-40g/

キャリア探求科3年 船越

「卒業探究発表会」動画配信

昨年12月18日に行いました3年次生「閑谷學」(総合的な学習の時間)における「卒業探究発表会」の様子をまとめた動画をアップしましたのでぜひご覧ください。

https://youtu.be/i_W9GaTJrfw (外部サイトに移動します)

※動画はオンライン配信の映像を中心に編集しています。音声や画像に乱れがありますがご了承ください。

VRACKS 卒業生の話

1/15(金)のVRACKSでは、卒業生に話をしてもらいました。

去年までVRACKSに参加し、自分のやりたいことを見つけて、それぞれの進路で活躍している先輩たち。高校生の時、進路で悩んだことや、進学先での話をしてくれました。

卒業生からは、「高校生のうちから色々な人と関わることが大事」、「自分で進路を選べば自分で責任を持てる」、「今の学校では、楽しいことばかりではないけど後悔してない」など、しっかりとした進路選択をしたからこその言葉がたくさん聞けました。成長した姿に感動。

高校生も振り返りの中で、「やりたいことは、とことんやる」、「とにかく行動する!」、「たくさん人と話す」など、いい刺激をたくさんもらった様子でした。

来てくれた卒業生のみんな、忙しい中、後輩のために時間を割いてくれてどうもありがとうございました。

*VRACKSとは金曜日の放課後に、有志の生徒が参加している課外講座です。様々な活動を通し、通常の教科学習では身に付きにくい思考力や表現力を磨いています。

岡山県立図書館ティーンズコーナーでポスター展示をしています

 1月16日(土)岡山県立図書館に、図書委員会で作成したポスターを展示しに行きました。

 岡山県立図書館は、岡山県内の高等学校と連携し、中高生向きの企画展示を行っています。本校のポスターは、楷楓祭で作成した「~和気閑谷の350年~」を1・2年生の図書委員で手直しをしたものです。

 図書委員会を代表して、委員長と共に岡山県立図書館のティーンズコーナーへ展示をしてきました。

 1月17日(日)~2月11日(木)の間、展示しています。みなさんも機会があれば、ぜひ見に行ってみてください。

詳しくは岡山県立図書館HPをご覧ください。http://www.libnet.pref.okayama.jp/

1年次生がウォーキング大会に行ってきました!

和気閑谷高校から和気美しい森を目指して、往復20kmの道程をみんなで歩いてきました。

山を登るまでの過程、生徒の皆は和気町の方々に挨拶をして地域への愛着をより一層深めることができました。また、交通安全にも注意を払いながら歩くことが出来ました。

山登りの最中、誰も先に行ったり遅れたりせず、車が通る時は知らせあったりと、全員で協力することが出来ました。

山頂では、PTAの方々が用意してくださっていた豚汁を美味しく頂きました。

山登りを終え、学校へと帰りながら地域清掃を行いました。

タバコの吸い殻や、お菓子の袋、ペットボトルなど、様々なゴミが捨てられていました。

それを拾える範囲で拾い、和気町を綺麗にするために全力を尽くすことが出来ました。

ウォーキング大会を通して、地域への愛着が深まったり、自分たちが過ごしている街を綺麗にできたりと、充実した1日を送ることができました。

1年2組 西村 福田谷

令和2年度第2回学校運営協議会(コミュニティ・スクール)を開催しました

12月21日、今年度第2回目の学校運営協議会を開催しました。12名の委員の方に参加していただき、学校側から学校経営計画の中間評価、文科省事業の中間報告、進路実績、生徒募集に係る取組を報告した後、次年度の学校経営計画策定に向けての協議が行われました。備前市、赤磐市、和気町、学校関係の4グループに分かれて協議し、生徒募集に係る広報活動の具体的な改善提案や、次年度重点化すべき取組に対してそれぞれの地域でできること等を話し合い、地域の学校としての本校魅力化の方策を検討しました。次回協議会は2月を予定しています。

※学校運営協議会の各回の議事録はホームページトップの「学校紹介」>「学校運営協議会」にアップしています。 今回の議事録も近日中にアップします。

卒業探究発表会

 12月18日(金)、総合的な探究(学習)の時間「閑谷學」の卒業探究発表会を実施しました。

 現3年次生の「閑谷學」では、1年次に身近な和気町や学校の課題解決探究、2年次に近隣地域の備前市・赤磐市・和気町を対象にした課題解決探究、3年次にこれまでのグループ探究活動の経験を活かして個人で進路に係る探究を行いました。2学期には個人探究の内容を一人2000字以上の論文に書き上げました。

 昨年までの発表会は、お世話になった地域の方をはじめ大勢の方をお迎えして成果報告を行う会でしたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を考え、在校生と教職員のみで発表会を実施しました。発表会場も20教室に分かれて、感染防止対策をとりながら、3年次生全員がプレゼンアプリのKeynoteでまとめた個人探究の成果をiPadで発表し、1・2年次生が質問しました。最後にゼミ代表者5名がzoomで全校発表し、岡山大学の吉川 幸 先生から講評をいただきました。

 発表会の様子は後日YouTubeの和気閑谷高校チャンネルで配信する予定です。

教室での個人発表の様子