校長日記 21.11.04

早いもので11月を迎え、月めくりのカレンダーも残り2枚となりました。

新型コロナの感染状況(ステージ)と県立学校の行動基準(レベル)が最も低くなり、活動も行いやすくなります。ステージ・レベル共に1となるのは7月以来です。

今日(11/4)は1学期に続き、今春新採用の教員2人(数字、理科)の研究授業、協議を行いました。身近な素材の活用、一斉・班・個人の学習場面、実験・考察や発表、クロームブックでの振り返りなどを行い授業を進めていました。

「生徒(学習者)が学習しているか」を見ることが肝心です。それを基に教え方の評価と工夫を考えたいと思います。

また、現在、和気町文化祭(11/3〜11/7)が行われており、学び館「サエスタ」会場では、和気閑谷高校のミニ展示を行っています。

この度、本校生徒が和気町にちなむゆるキャラ3体を考案、キーホルダーにしてガチャガチャマシンで販売もしています(11月3日付け山陽新聞東備版に「和気閑谷高生ゆるキャラ考案」の記事を掲載いただきました)。

新型コロナで地域行事や地域との交流機会に制約が生じていますが、できる限り工夫して、共同のイベントや本校の様子を知っていただく機会を持ちたいと思います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

本荘地区活性化事業 協議会出席

10月21日(木)18時より、和気町本荘地区公民館にて行われた、本荘地区まちづくり協議会『年末年始イルミネーション事業』の打ち合わせ会に出席しました。

この日は、イルミネーションのデザインの決定や今後のスケジュールの確認を行いました。

今年度は、和気閑谷高校に加え、本荘小学校も事業に参画しています。

昨年のイルミネーションのテーマは『あまびえ』でした。

そして、今年は『コロナによって失われている、大切なもの』。

ラインナップは、

・本荘小学校有志児童デザインによるイルミネーション『和文字焼き祭り』

・和気閑谷高校 有志生徒によるイルミネーション『旅行・楽しみ・笑顔(仮)』

・和気閑谷高校 有志生徒デザインによる空中イルミネーション

・本荘小学校 全校児童による短冊プレート251枚『こんな世界になったらいいな』

 

そしていよいよ、11月8日(月)より、和気閑谷高校にて制作が開始されます。

まちづくり協議会の地域の大人の方々や、本荘小学校の児童達、そして我々和気高生で一週間をかけて完成を目指します。

テーマに沿った様々なデザインが有り、完成が楽しみです。

和気町の地域の方々や小学生のみなさんと協働して、このプロジェクトが和気町の活性化やまちづくりにつながっていけばいいなと思います。

点灯期間は、11月20日(土)17:00〜1月10日(月・成人の日)深夜までです。皆さんにぜひ見てもらいたいです。

多くの人に見てもらいたいです。では、完成を楽しみにしていてください!

本荘地区まちづくり協議会の様子
イルミネーションの電飾についての打ち合わせ(写真左下 2年 小林咲夢さん)

イルミネーション実行委員 2年 大森 生夏

校長日記 21.10.21

今日(10/21)は、赤磐市の中学校での総合的な学習の時間に、本校の若手教員2人が中学2年生に授業を行いました。

中学生は、将来を考え、目標を持ちその実現に向けて、学びたいことや就きたい仕事への個々の探究を行ないます。

その一環として、本校の教員に、高校の学科の特徴やどのような学びがあるのかなどの質問を行い、理解を深めていました。キャリア教育などで中高の連携をより深めていければと思っています。

また、本校では新型コロナの影響により、修学旅行などでの海外の姉妹校との直接の行き来が出来なくなっています。今年度は、韓国の姉妹校とオンライン交流会を予定しています。

交流の参加者は、事前に語学や文化の学習を行い、交流をより実りのあるものにしたいと考えています。今日から継続して、放課後に韓国語講座を行います。生徒は、KポップやKビューティーに関心が高く、語学の上達も進むことでしょう。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 12.10.16

今日(10/16)は、和気閑谷高校の第1回オープンスクールを開催しました。

当初8月の開催で準備していましたが、新型コロナ感染拡大で、まん延防止等重点措置が岡山県に適用されたことから延期していたものです。

多くの中学生、保護者がご参加くださり、県外からも10人を超える参加がありました。直接に学校の様子を見て、生徒や教職員と交流していただく大切な機会です。

映像による学校説明、オンライン授業体験、小グループに分かれての在校生との座談会、部活動見学などを行いました。

冒頭の校長挨拶では、ちょうど一年前の今日、創学350年記念式典を開催し、閑谷学校の精神を継承するとともに、地域との協働による様々な学びの機会を用意して、自立に向けた軸や土台を作れる環境であることをお伝えしました。

本校の学びの環境や生徒の成長の様子を知っていただき、ぜひとも志願していただきたいと思います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.10.13

今週は第2学期中間考査です。学習状況をチェックし、その後の振り返りを合わせ、学力の定着につなげてほしいと思います。

昨日は考査後、3年生は学校に隣接する通りの草集めに汗を流しました。

先日行われた山陽学園大学主催の地域マネジメントコンテストに本校から3チームが入賞しました。昨日は本校において、大橋和正地域マネジメント学部長から、受賞者に表彰状と副賞を渡していただきました。

●優秀賞:「患者と高齢者、障がい者が幸せに暮らすために『今』私たちができること」

●岡山商工会議所会頭賞:「オンリーワンのグラブ職人になるには」

●奨励賞: 「梅村さん家をカフェにしよう」

コンテストは、地域課題等の発見や調査、解決策の具体的提案、活動の実践などを発表するものでしたが、閑谷學や部活動などでの取組を応募し、評価いただくことができました。生徒にとって大いに励みとなることでしょう。これからもこうした機会も活用して、学習活動のブラッシュアップを図っていきたいと思います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

野外映画イベントでの活動

10月3日(日)、和気町佐伯地区にあるロマンツェで「ワケタウンシネマ」という野外映画イベントが行われ、本校生徒が実行委員として運営のお手伝いをしました。平成29年に「閑谷學」で開発した藤のかおりのハンドクリーム「三色小町(みついろこまち)」や、今年「商品開発」で作成した和気高オリジナルキャラクターのキーホルダーの販売もし、たくさんの地域の方に和気高の商品をPRすることができました

マネジメントコンテストへの参加

10月3日(日)、オンラインで山陽学園大学地域マネジメントコンテストの最終審査が行われました。本校からは3チームが最終審査に残り、和気町をはじめとした地域をフィールドに行う「閑谷學」での探究活動の発表をし、次の賞をいただきました。

・優秀賞 「患者と高齢者•障がい者が幸せに暮らすために「今」私たちにできること」 2年 宮本 侑依、丸山 裕里恵

•岡山商工会議所会頭賞 「オンリーワンのグラブ職人になるには」 3年 藤原 鉄朗

•奨励賞 「梅村さん家をカフェにしよう」 2年 山原 直也、今関 蓮、高原 未菜、鉄谷 彩花

今回いただいた賞を励みに、今後も継続して探究活動を行なっていきます。

校長日記 21.10.06

今週は第2学期中間考査の一週間前となりました。ぜひとも学習に計画的に取り組んでもらいたいです。

今日(10/6)は、生徒会役員選挙が行われ、会長1人と副会長2人が選出されました。「立会演説会」は新型コロナウイルス感染防止のため、リモート中継で行いました。立候補者は「もっと生徒が過ごしやすく充実した学校にしたい」など、学校生活をより良くするための考えをアピールしました。

また、放課後には定期的に、有志の生徒が地元和気町の中学校の学習支援に参加しています。今週月曜日には和気中学校へ、本日は佐伯中学校へ行きました。将来、小学校教員を目指す生徒も参加しています。また、当該中学校の卒業生徒も参加しており、恩師に元気な姿を見てもらう機会ともなっています。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.10.01

今日から10月、日中は暑さが残るものの、吉井川からの風が涼を運んできます。例年1日には創立記念として芸術鑑賞会などの行事を行っていますが、新型コロナにより2年続けて中止としました。

今日はLHRとして、オンラインで校長から本校の歴史等の講話を行なった後、生徒会の呼びかけで、生徒が考えるスクールポリシー(身に付けたい力と学び方)のアンケートを実施しました。

旧閑谷学校創設から昨年度は350年、和気の地に高等女学校が設置されて来年度で100年、本校はこれまでの長い歴史の積み重ねの上に存在しており、学校や地域に誇りを持って、魅力ある学校となるよう、共に取り組んでもらいたいと伝えました。

また、放課後には部活動が再開しました。あちこちから歓声が聞こえてきます。教室では、日曜日にあるコンテストの最終審査に残ったチームが発表に向けた練習を行っていました。それぞれの活動を実りあるものにつなげてほしいと思います。

なお、まん延防止措置の解除を受け、週明けから時間割を通常に戻して、感染対策を継続しながら学校活動を行います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》